しばらくは、走り続けよう。

By: d26b73 - CC BY 2.0

今週はタイ出張などがありジムには1度だけ。
読書の方は、Kindleを持ち歩いていたので移動時間を使って心ゆくまでできた。

エアロバイク+Kindleの組み合わせが最高!だと思っていたけれども、
(そして実際に今でもそれが最高だと思っている)ジョギングに切り替えた。
理由はいくつかあるけれども一つは最近、日本や過去の記憶にすがっているんだと思う。
あるいはボクが単なる飽き性というのが最も有力な理由かもしれない。

ボクが渡比したのが5月の半ば。
その時気候は日本と同様に暑かった。そこまで大きな差は感じなかった。
今は11月。日本はきっと朝晩は寒いだろうし、雨が降ると日中でも凍えるくらい寒いはずだ。
フィリピンは半袖で過ごせるほど暑い。日本とは全く違う。
その差がボクに日本へ思いを馳せさせる。

21歳から23歳くらいまで、ボクは週に最低3回、1回5.5kmを走るのを日課にしていた。
走り始めたきっかけは会社の人に「駅伝カーニバル」というイベントに誘われたことだった。
当時はベンチャー企業で働いていて毎日終電で帰る日々だったけれども欠かさず走った。
リレー形式でトップを走ることになっていたのでチームに迷惑を掛けたくなかった。
当時は全身にやる気と体力が漲っていた。今よりも20kgほど痩せていた。身体が軽かった。
そのせいか絶望的にモテない今よりもイイ思いをした。合コンもたくさんした。
女の子はみんな優しかった。詳しくはここに書けないんだけれども、すごくいいことがいくつもあった。イベントが終わった後も別のイベントや大会にもエントリーして走った。

エアロバイクだとペダルを踏んでも踏んでも当時の記憶は蘇らない。
でもジョギングは違う。自分の意識に関わらず、当時の記憶がありありと蘇る。
ちょうど誰かが無理やりYouTubeの動画を見せてくるように。
親切にしてくれた人たち、好きだった音楽、数少ない同期、差し入れの黒稲荷寿司(当時なぜか黒い稲荷寿司が流行っていた。最近はめっきりと見ないが、白いたいやきよりはいいものだったと記憶している)、雨の降る11月の横浜の寒さ。
誤解がないように言い訳がましく書くとボクは今の人生に満足している。ただ時折そういった記憶にすがりたくなるだけだ。もしかするとホームシックなのかもしれない。走り出すと、素敵な思い出にひたることができる。中毒性がある。

きちんと走ると決心して走るのは実に5年ぶりだ。前職の福利厚生でたまにジムのトレッドミルを使うこともあったが、せいぜいウォーミングアップとしてだった。

まずはゆったりとした速度で走り出す。
ずっと放っておいた自分の筋肉の隅々を点検するように。
1.5km走ったところで右足のふくらはぎとスネに重さを感じた。当時と同じだった。

徐々にスピードを上げていく。ふくらはぎとスネの重さがとれていく。これも当時と同じだ。
下手にちいさな歩幅で走るよりも、おおきな歩幅で走ったほうが疲れない。
残念ながら確実にボクが老けていく中で当時と同じところを見つけられて嬉しかった。
結局、自分の身体の声を聞きながら6kmを色々な速度で60分かけて走った。・・・これは当時と同じではない。当時は5kmを27分で走っていた。

ボクの体重が当時と同じになるかは定かではないが、今よりもきっと幸福感に包まれると思う。何の根拠もないけれど。しばらくは、走り続けよう。

体重は変わらず、82.5kgですたヽ(´ー`)ノ

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