[随時更新]フィリピンの空港で起きている銃弾混入恐喝事件をまとめたったったったwwww

2015年11月8日

A Bullet
By: John SpadeCC BY 2.0

海外のお客様を迎え入れる玄関である空港。
そんな空港でとんでもない事件が多発しちょります。
空港職員が空港利用者の手荷物に危険物を混入、そして口止め料の要求。
口止め料払わなかったみなさまはタイーホ。

いやいや、今2015年だよ?www
フィリピンでAPECも開かれるのにそんなんオッケーなの?wwww
つーか職員、国賊じゃないか?海外から人来なくなったらどうすんだよ。
で、今回の一連の事件を時系列順にまとめました。
マジでちゃんと対策してくれんとフィリピンでビジネスしにくいやん・・。

※決してフィリピンが憎い!という気持ちでエントリーするものではないです
※渡航者のみんな気をつけてね!
※国家として積極的に問題解決してね!
という心情です。

その1.

日時:9月18日午後6時半ごろ
場所:第2ターミナル
被害者: フィリピン系米国人女性
被害: 700PHP
処罰: 空港職員2名停職

女性は車椅子で、車椅子をおしていたポーターに200PHP、検査場の職員に500PHP支払う。

その2.

日時:9月18日午後6時半
場所:第4ターミナル
被害者: 20歳のアメリカ人宣教師(聞くところだとモルモン教)
被害: 6日間の拘留。3万PHPの口止め料を要求されるも支払わず。おそらく最高額。
処罰: 職員2名停職。1とは別の職員です。

この報道のタイミングで、ビリヤヌエバ議員が「自分も同じ経験したンゴねぇ・・・でも国家警察から銃所持の許可書あったからダイジョウブだったンゴwwww」と発表。

その3.

日時:9月29日
場所:第4ターミナル
被害者: MIAAのホンラド総裁の親戚にあたる男性
被害:欧州製チョコレート
処罰: 不明。多分なし?
現金じゃなく、欧州製チョコレートを口止め料として要求。

で、上記の事件後、

10月1日
マニラ空港公団(MIAA)が運輸通信省交通保安局の職員25人を停職処分にすると発表。
※免職じゃなくて停職です。シ・ビ・レ・マ・ス!

その4.

日時:10月3日 午前11時48分
場所:第3ターミナル
被害者:日本行きの航空機に搭乗予定のフィリピン人女性(42)
被害:逮捕
処罰:で、この流れで、
国家警察空港警備隊が6日、マニラ空港をはじめとするフィリピン国内の空港のX線検査で
監視カメラを設置すると発表。
恐喝事件が相次いだマニラ空港には10月中に、同空港と運輸通信省交通保安局の承認を得たうえで監視カメラの設置を進めていく方針という。同空港以外でも各空港に段階的に設置していく予定。 (まにら新聞より引用)
対策(゚∀゚)キタコレ!!
これで事件が収束するか・・・?と思いきやストーリーは終わらない。

その5.

日時:10月25日
場所:第2ターミナル
被害者: 日本人男性、フィリピン人海外就労者の女性
被害:逮捕&逮捕
処罰:女性=>27日に証拠不十分で釈放。
日本人男性=>28日に書類送検、29日にパサイ地裁に保釈金20万円PHPの支払いを命じられる、30日に4万PHP支払いで釈放
え、4万PHP・・・?
アメリカ人宣教師の口止め料が3万PHPでしたので、大人しく口止め料払ったほうが、金銭的にも時間的にもよかったってことですか・・・?

その6.

日時:10月29日午前9時45分ごろ
場所:第3ターミナル
被害者: フィリピン人女性
被害:逮捕
処罰:

その7.

日時:10月29日
場所:第2ターミナル
被害者: フィリピン人2名
被害:逮捕
処罰:
ここで、また大統領府から声明。
10月30日大統領府より声明
マニラ空港のX線検査で銃弾所持を理由に、口止め料を要求される恐喝事件が相次いでいる件で、大統領府は30日、旅行者に対し、「マニラ空港の利用を恐れる必要はない」との声明を発表した。(まにら新聞より引用)
いや、つーかキミさ、監視カメラ設置する云々の話はどうなったんだよ?
ちゃんとやったの?やった上でこんなに連チャンで起きてんの?

その8.

日時:10月31日
場所:ダバオ空港
被害者: フィリピン人男性
被害:身柄拘束、12万PHPの保釈金
処罰:

その9.

日時:11月1日
場所:第1ターミナル
被害者:フィリピン人女性
被害:逮捕
処罰:
そして、ここで空港警察は、きっぱりと犯罪を否定。
こんなに事件起きてるのに、お守りにみんな銃弾カバンに入れるかね・・・?

 マルケス長官は1日、マニラ空港第3ターミナルを視察し「X線検査を担当しているのは空港警察ではなく、運輸通信省の交通保安局」とし、国家警察の恐喝事件への関わりを否定した。

また、空港警察のパニサン報道担当は2日、「X線検査担当職員が利用客のかばんに銃弾を入れた可能性は全くない」と、X線担当職員の事件との関わりを否定。

同報道担当は、2014年に銃弾所持で逮捕された乗客は12人だったのに対し、15年1〜11月はすでに107人が逮捕されているとデータを公表し、「OFWを中心にして、旅のお守りとして銃弾をかばんに入れて搭乗しようとする乗客が増えている」と、一連の銃弾所持事件が直ちに空港職員による犯罪に結びつくことはないとした。(まにら新聞より引用)

 

さて捨てる神あれば拾う神あり、ですよ!

国選弁護人事務局は3日、「被害者」の救済に全面協力する方針を明らかにした。(まにら新聞より引用)

 

そしてAPECも近づき、このような声明が。

マニラ空港などで乗客の手荷物から銃弾がみつかる事件が多発している問題で、大統領府は4日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)で訪れる各国の代表団らが被害に遭うことはないと強調した。(まにら新聞より引用)

いや、もういっそさ、安倍首相の手荷物に銃弾入れて国際問題に発展して膿出しきれば?
不謹慎承知で言うけども。

その10.

日時:11月3日、4日
場所:第2、3ターミナル
被害者:7人
被害:逮捕
処罰:

11月4日
司法省が、特別捜査班を設置して緊急対応することを発表。

11月6日
で、ひんしゅくを買ったため、空港職員への嫌がらせがスゴいらしい。
それに対して抗議。

 マニラ空港で相次ぐ銃弾所持事件を受け6日、首都圏パサイ市のマニラ空港第2ターミナルで、X線検査を担当する運輸通信省交通保安局職員約2千人がミサに参加し「無言の抗議」を行った。(まにら新聞より引用)

 

というわけでフィリピンの空港を利用するみなさま、
手荷物はラップでぐるぐる巻きにしましょう!
口止め料の支払い拒否して逮捕なんてされたら、マジで人生狂います。

 

随時更新していきます

残念ながら、この事件の収束点が未だ見えません。
その後も立て続けに同様の事件が起きています。
ただし国内外のメディアに大きく取り上げられるようになり、
そして何よりもフィリピン人がこの問題を認識し始めています。
CNNによると現地では、”tanim bala” [planting of bullets in luggage] や
“laglag bala” [dropping of bullets in luggage] と呼んでいるそうです。
あまり私にできることは多くないのですが、
こちらで手に入った情報などを極力みなさんにシェアできればと思います。

以下11月15日追記

その11.

日時:11月6
場所:第1ターミナル
被害者:フィリピン人女性
被害:一時拘束
処罰:
お守りとして持ち歩いていたと証言したため保釈されたそうです。
空港警察のパニサン報道担当が2日に海外ではたらくフィリピン人の間で銃弾をお守りとして持ち歩くのが流行っているというような旨を発表してから、なぜかお守りとして持ち歩いていましたと供述する被害者が増えています。単なる偶然だといいんですが。

その12.

日時:11月9
場所:第3ターミナル
被害者:71歳のフィリピン人女性
被害:逮捕その後不起訴処分
処罰:
ドバイから戻ってくる姪を迎えに行くために空港を利用し、その際にショルダーバッグから銃弾を2つが発見されたとのこと。病気をはじめさまざまな災厄から実を守るためと供述しています。ここでも「お守り」という供述が出てきましたね・・・。
さて、ここで空港職員に処分が下ります。

マニラ空港で銃弾所持事件に関与したとされる運輸通信省の交通保安局職員15人を処分 (まにら新聞よりタイトルのみ引用)

そして処分の内容ですが、なんと「配置転換」。
大切なことなのでもう一度書きます。「配置転換」。
このあたり、日本とかなり感覚が違うようですね。
地元の人からすると「政治的なことが原因で強く処罰できない」のだとか。

 

さて9日までに合計で容疑者12名(空港職員ではなく銃弾を持ち込んだとされる人たち)が
証拠不十分で不起訴となっています。詳しくは英語ですがこちらで読むことができます。
驚くべきは12名の本名が掲載されていること。私の探し方が悪いのでしょうか、配置転換の処分を受けた人間の名前は、ニュースサイトでは確認できませんでした。

 

日本人は脅せば金を払う。韓国人より狙いやすい

このテレビ局の動画、日本人としてどのような気持ちで見てよいのか分かりません。
元荷物検査係とされる方のインタビューです。
1分40秒あたりから韓国人は脅すと抵抗するが日本人は抵抗しないので
狙いやすいみたいなことを言っています・・・。

http://www.abs-cbnnews.com/video/nation/metro-manila/v2/11/11/15/ex-airport-screener-confirms-tanim-bala-modus

そして犯行の原因は、給与が安いことにあると元荷物検査係は言います。
しかしながらマニラ在住の私の感覚からすると彼らの給与を上げても解決しないでしょう。
手元にあるお金、全てを豪快に使い切る国民性です。
フィリピンでは、ほとんどの会社が給与を2日に分けて支給するのが一般的です。
それでも給与日の前にお金を使いきり、給与の前借りなどの交渉をしてきます。
背伸びをしてiPhoneなど高級な端末を使用しているのに携帯電話料金が払えない、
なんてフィリピン人も珍しくありません。

その13.

日時:11月13
場所:第3ターミナル
被害者:フィリピン人3名
被害:逮捕
処罰:
正直、テレビ局のインタビュー動画にはカチンときましたね。
2007年と古いデータですがフィリピンへのODA金額を見ると、
日本が世界で1番援助額が多いです。
http://www.ph.emb-japan.go.jp/bilateral/oda_jindex.htm
本当に悲しいことです。
1日でも早く、事件が収束することを心から祈っています。